「卑怯者」www.nihongomaster.com
中生代は、2億5千万年前から6550万年前までつづいた
時代で、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀に分けられています。
この時代は、陸上では三畳紀の中頃に恐竜が出現して、
ジュラ紀から白亜紀にかけて大繁栄したことから、恐竜
の時代とも呼ばれます。
また、恐竜以外にも、翼竜、魚竜、そして首長竜など
多様なる大型の爬虫類が栄えたので、爬虫類の時代とも
呼ばれることがあります。
我々の祖先となる哺乳類も恐竜と同じ頃に現れました
が、中生代の間は小型の目立たない生き物でした。
2億2500万年前に生息していた世界最古の哺乳類 www.cnn.co.jp
「Brasilodon quadrangularis」のイメージ/2022 Anatomical Society/Wiley
そして、ジュラ紀には肉食恐竜の仲間から鳥類が進化
しました。
たとえば、中生代は恐竜が誕生した「三畳紀」、恐竜が
繁栄した「ジュラ紀」、絶滅に向かう「白亜紀」の3つに
分かれますが、白亜紀が終わる約 6600万年前、それまで
生きていた恐竜やアンモナイトが絶滅してしまいます。
地球に巨大隕石が衝突したことが引き金となって環境
が激変し、それに対応できなかった生き物が絶滅したと
考えられているのですが、それはまた、ページの後半に
解説いたします!
さて、
ペルム紀の終わりには、地球史上最大級の大量絶滅が
起こり、約90%もの生物種が姿を消しました。
この出来事は、古生代と中生代を分かつ大きな転換点
でもありました。
Photo: Adobe Stock 原因は大規模火山噴火によるマグマの影響か? diamond.jp
ペルム紀末に起こった大量絶滅からの「復興期」とも
いえる三畳紀は、中生代の始まりです。
生態系は新たなかたちへと移り変わり、恐竜や哺乳類
の祖先が少しずつその存在感を示し始めます。
言わば、
三畳紀(約2億5,100万~約2億130万年前)は、再生と
新たな進化の幕開けの時代でした。
ペルム紀末以前にも、
冥王代、太古代、原生代、原生代末、カンブリア紀末、
オルドビス紀末、デボン紀後期、と何度となく大量絶滅
を繰り返していた地球の生物種ですが ・・・
中生代の三畳紀末(約1億9960万年程前)に起こった
大量絶滅ではアンモナイトの多くの種が絶滅しました。
また、爬虫類や単弓類も大型動物を中心に多くの系統
が絶え、当時はまだ比較的小型だった恐竜が以降、急速
に発展していくことになります。
この大量絶滅では、すべての生物種の76%が絶滅した
と考えられています。
三畳紀後期からジュラ紀、そして白亜紀まで繁栄して
いた恐竜は、現生鳥類につながる種を除き約6600万年前
に突如絶滅します。
ただし、
アラモサウルスなどのごく一部の属は生き延びていた
可能性があることが化石によって示唆されていますが、
翼竜、首長竜、モササウルス類、アンモナイトが完全
に絶滅したのもこの時期で、すべての生物種の約 70%が
絶滅したと考えられているのです。
その原因については諸説ありますが、現在の研究では、
直径、約10 ~15キロメートルの小惑星が地球に衝突した
からとする説(隕石説)が最も有力です。
メキシコ・ユカタン半島の位置と衛星写真 ja.wikipedia.org
このメキシコで発生したとされる隕石衝突例は、現在
存在する核兵器の数十億倍もの威力があって、衝突地点
から1500kmもの範囲を焼き尽くしたとされています。
この影響で発生した火山噴火等によって生じた火災と
隕石の衝突の衝撃によって巻き上げられた塵埃が雨水に
溶けて酸性雨となることや、太陽の光を遮ることによる
光合成遮断の影響で植物が死滅することによる食物連鎖
及び生態系の崩壊、全地球規模での気温低下現象を引き
起こして、隕石の冬と呼ばれる地球の生物種の大量絶滅
につながったものとされています。
その隕石の落下の跡と考えられているのが、メキシコ、
ユカタン半島で発見されたチクシュルーブ・クレーター
なのです。
チクシュルーブ・クレーター ja.wikipedia.org
こうして、
およそ6600万年前には、そのキッカケが何であったと
しても、何度目かとなる地球の生物種における大量絶滅
が起こってしまったのでした。

この男は、まったく、何も、わかってませんな!




「外国ではそうとも言うよな?」





なんでやねん!


ただの隕石だろうが! う~む (^▽^;)(^^ゞ
… to be continued !!
ダ・ヴィンチの推理は続きます。
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「お、俺のことを言っているのか?」